アニメ映画

『リズと青い鳥』鎧塚みぞれの仕草、掴むことについて

みぞれが髪を掴む仕草が描かれたのは、劇中でおそらく9回程*1だったでしょうか。寡黙にして映像*2で語ることが主体とされた本作にあって、彼女のこの癖は強く印象に残り、決して多くを語ろうとはしないみぞれ自身の感情を映すものとして重要な役割を果たし…

『リズと青い鳥』と微熱について

冒頭、鎧塚みぞれを中心に据えた描写から始まった本作は徹底して内面を覗き込むような映像で構成されていました。浅い被写界深度、表情を伺うようなレイアウトの数々は言葉ではなく映像ですべてを物語るように繋がり、その瞬間瞬間にみぞれがなにを思い、考…

『夏 ここなの8/31』の広角・魚眼レンズと狭さについて

『ヤマノススメ おもいでプレゼント』present1はここなとお母さんの話でしたが、まず驚いたのは広角、魚眼レンズで映したような画面設計の多さでした。シリーズの中でも広角を意識していると思われるカットはあったと思いますが、一つの話数の中でここまで…

『千年女優』へ馳せる想い

先月、以前から勧められていた『千年女優』を初めて観たのですが、その中で色々と思うところがあったので、そのことについて少し書いておこうと思います。それも一言で言ってしまえば “想いとか熱意の尊さ” みたいな、そんな凄くシンプルな話です。そもそも…