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『響け!ユーフォニアム2』10話 心の屋根とカメラワーク、そして零れ出す感情の光

あすか先輩と久美子のやり取りを描いたBパート。本編全てが素晴らしかった今回の挿話でしたが、ことここのシーンに関しては観ているだけで震えが止まらず、久美子が泣き出すのと同じくらいから私も堰を切ったように泣いてしまいました。もちろん、力の込もる…

『響け!ユーフォニアム2』 4話 吉川優子という希望、その陽のあたる向こう側へ

鎧塚みぞれ、傘木希美の行き違い描いた二人の物語。紆余曲折を経て辿り着いた場所は、美しいとしか形容出来ない安堵の幕切れをもって私に強い感動と喜びを与えてくれたように思います。 しかし、この物語は二人によって解決したわけでは決してありませんでし…

青春と敗者のためのアンセム、そして少女は飛翔する ―― 『響け!ユーフォニアム』 番外編を観て

被写界深度を浅めに据え、まるで一人一人の物語を切り取るかのよう誰に向けても優しい視線を傾けてきた作品『響け!ユーフォニアム』。まだ成長途上であった少年少女の横顔をしっかりと収め、そのまなざしの先に “夢” を託す本作の姿勢は終始一貫しこの物語…

『響け!ユーフォニアム』 13話の奥行き、その立体感

遂に最終話を迎えた『響け!ユーフォニアム』。その映像と音楽の重なりはまるで心に焼きつく程に情熱的で、この作品の全てをその舞台の上に置いてきたであろう素晴らしい幕引きであったように思えました。それは麗奈の涙や 「今に全てを掛けよう」 とする久…

『響け!ユーフォニアム』 12話の演出について、その反射する光の向こう側

なんて贅沢なフィルムなんだろう。そう思わずには居られなかった『響け!ユーフォニアム』第12話。それも幾度となく照りつけるような日本の夏を描いてきた京都アニメーションがここまで幻想的で艶美な夏を描いてきたことに驚きを隠せなかったと言いますか、…

『響け!ユーフォニアム』 11話の感情、或いは吉川優子の物語

些細な噂から個人パートオーディションのやり直しにまで話が大きくなってしまった『響け!ユーフォニアム』、その第11話。それもその舞台上をドタバタと駆け回り、まるで高坂麗奈への嫌がらせのように不正を叫び続けた吉川優子に至っては心底辟易とさせられ…

『響け!ユーフォニアム』 8話の演出について、そしてスカートは翻る

「その美しさに惹かれ命を落としてしまう気持ちというものは、こういうものなのだろう」そう語る久美子の心情が「私は今、この時なら命を落としても構わないと思った」と言い切るまでに変化する様子を捉えたBパート終盤。それはまるで久美子の瞳に映る世界を…

『響け!ユーフォニアム』 5話の演出について

『響け!ユーフォニアム』5話が本当に素晴らしく今日に至るまで擦り切れるくらい観返したわけですが、中でもBパートから終盤までの流れが本当に最高で、観終えた後には必ずと言っていいほど深い溜息を突いてしまうくらいでした。まず、久美子の主人公足る風…